スーパーロボット大戦F

以前記事にも書いたが、今回は「スーパーロボット大戦F」について詳しく書いていきたいと思う。(以降スパロボF)
本腰を入れてプレイしたのは、スパロボαクリア後であった。しかもプレイしたのはセガサターン版である。(当時はPS版スパロボFの存在を知らなかった。)
(以後このプレイを2度目のスパロボFとする。)
私はリアル系ルートを選んだ。順調に進めていたが事件が起こった。パワーメモリーが壊れてプレイ続行不可となったのである。
Fからのプレイだったので、やり直す気力は起きなかった・・・
ヒュッケバインを手に入れてこれから本腰入れて鍛えていこうと思っていた矢先の出来事であった。
結局2度目のスパロボFもお蔵入りとなってしまった。

 

3度目のスパロボFの話をしよう。
時は2007年頃。αシリーズは完結し、PS2でZシリーズが発売される頃だったと思う。
私はPS版のスパロボFを手に入れたのである。
今度こそはと、再び本腰を入れてプレイした。
SS版と比較し、音質の差とロード時間の長さに大変ガッカリしたものの、「セーブデータが消えることはない」という絶対的な安心感を手に入れた私は、
3度目の正直。苦節10年。ようやくプレイに専念することが出来たのである。勿論F~完結編でのプレイである。
SS版でリアル系ルートは不遇である事を学習していたので、スーパー系でプレイした。
全てのシナリオを記事にすると莫大な量になってしまうので、印象に残っている思い出をピックアップして紹介したいと思うので、参考になれば。

 

第5話:謎の刺客!敵はガンダム!?
普通のシナリオだが、ガンダムWシリーズのキャラが敵として現れるので、何も知らないと「え?」ってなる。
リアル系では3話から主人公機であるウイングガンダムと戦うことになり、倒すと何とも悲しい気持ちになる。

 

第7話:エヴァンゲリオン、始動
エヴァンゲリオンが初登場するシナリオ。エヴァの暴走の恐ろしさを知るだけのシナリオ。
初参戦でしかも当時は話題作だったので結構力が入っている。だが、ここで正式にエヴァが仲間になる訳ではないのでガッカリする。

 

第9話:南海の死闘
エヴァンゲリオン初参戦の今作において、敵対勢力である「第6使徒ガギエル」とまともに対峙することになるシナリオ。原作に準じてエヴァ弐号機が出撃し、エヴァで敵を撃退すると思わせられるシナリオだが、実はそれは罠。
この「第6使徒ガギエル」は、HPが45000もあり(この時点でHP45000は桁外れの量)、8ターン目に撤退してしまうのである。
エヴァ弐号機でATフィールドを中和しつつ、メタスで回復しながら削っていっても、8ターンで倒せる訳がない。(敵はHP回復も持っている)
8ターン経過で撤退させるのがセオリーかと考えてしまうが、実はそんなことは無かった!ではどうするか?スパロボ経験者ならすぐにピンとくるらしい。
真の主役は「ゲッター3」である。事前に「大雪山おろし」を5段階改造し、「気合」を一発かけ、「第6使徒ガギエル」に隣接させる。ガギエルの周りは飛行ユニットで囲む。(イーグルファイター、トロイホース、Gディフェンサー辺りが適任。)こうすることで味方ターンも敵ターンも「大雪山おろし」でダメージを与え続け、破壊することが出来る。ギリギリでATフィールドを破りつつ、8ターンまでに削り切れるので、制作側もゲッター3で倒す前提で作ったのではと感じることが出来る。

 

第13話:浮上
オーラバトラーが初登場するシナリオで、シナリオ自体は大したことないのだが、このマップに登場する「トッド」はここで説得しないと、後のシナリオで絶対に仲間に出来ない。
Fからプレイしなければいけない理由の一つがコレ。

 

第14話:グラン・ガラン救出
シナリオ自体はなんてことないが、クリア後に「ビルバイン」を入手できる。
この「ビルバイン」こそF最強のユニットにして、終始主題歌である「ダンバイン翔ぶ」がモニターのスピーカーから流れ続け、パイロットのショウと妖精のチャムの「正面当たっちゃう」「耳元で怒鳴るな!」「ショウ、右」「分かってる!」といった熟練夫婦のような掛け合いをずーっと聞くことになる。
なんとこれはF完結編の中盤まで続く事になる。
スパロボF=ビルバインと言っても過言ではない。当然入手と同時にフル改造する。

 

第23(22)話:ジャブロー侵入(後)    
事前情報が無いと詰むマップ。(私は初見プレイで詰みました。)
Fでは前後編マップが何度かあるのだが、「気力」の罠があるのである。
要は、(前)で出撃して気力が100を超えたパイロットは、(後)で出撃すると超えた分の気力が下がるという仕様。これを知らずに挑むと、(後)の雑魚敵すらまともに戦うことが出来なくなる。
対処法としては(前)終了前に戦艦の出入りを繰り返し、気力を100まで下げてからマップをクリアすればよい。(ボスボロットの補給装置を併用すると尚よい)
戦艦の出入りだけでターン数を費やしていると何とも空しい気持ちになる。
しかしこのシナリオから「ゲッタードラゴン」が使用可能になり、
このシナリオのボスユニットは貴重な「ミノフスキークラフト」を持っている上に、撤退条件まであるので、手は抜けないのである。

 

第26(25)話::大将軍ガルーダの悲劇
なんてことないシナリオなのだが、敵の「オレアナ」が超貴重アイテムの「ファティマ」を落とすので、かならず倒す事。
事前に色々と準備しておかないと倒せない。
超電磁スピンの改造+ENの改造+プロペラントタンクSの装備は最低必要。

 

第27(26)話:その名は東方不敗
「マスター」と「ドモン」が驚異の運動性と攻撃力をもって敵ロボットを生身で粉砕する。
それを見て楽しむだけのシナリオ。
次マップからは「シャイニングガンダム」の正式加入があり、F最強ユニットの一角を成す。

 

第32(31)話:コロニーの反逆
今作のメイン敵勢力である「ゲスト」の司令官が2人、「オーグバリュー」と「ビュードリファー」という、このタイミングにしてはとんでもない性能の新ユニットに乗って登場する。
当時の攻略本には2体とも倒すのは不可能と書いてあるが、頑張れば2体とも倒せる。倒せると気持ちが良い。

 

第35(34)話:ハマーンの影
Fの最終シナリオで「ハマーン」が「キュベレイ」に乗って登場する。初めて敵が2回行動してくるので中盤に差し掛かってきた感を感じることが出来る。
キュベレイを倒すと、リアル系では「ファティマ」を入手できるのだが、スーパー系では入手できない。差別である。
ハマーン」は「クワトロ」で説得できる。ここで説得しておくと後で楽。

 

以上まで進めたクリアデータは貴重なので、厳重に管理しておくことをお勧めする。

 

次回、「完結編」を記事にします。