RPGツクール個人軌跡

RPGツクール個人軌跡

 

 

 

~導入編~
小学校の登校中、以前記事に登場した友人Jから情報を得た。
RPGを作れるゲームがあるらしい」と。
そのソフトが

RPGツクール SUPER DANTE【1995年3月31日】SFC

である。
いつ買ってもらったのか記憶が曖昧なのだが、中古で【ファイナルファンタジー5】を買ってもらったあたりの出来事で、おそらく小6ぐらいだったと思う。
初めて作ったゲームが、ツクラーやりがち圧倒的ナンバーワンゲームタイトル「ドラゴンファンタジー」だった。
肝心のゲームシステムをほとんど理解できておらず、大したゲームは作れなかった。
のめり込むのはもう少し後の話、中学校に入学し、新しい友人ができてからである。

 

 

 

~ドハマり期~
中学校に入学した私にHという新しい友人が出来た。友人Hには小説を書く趣味があった。
これは面白そうだと友人HにRPGツクールを紹介し、2人でRPGツクールで遊んでいた。
ここで本格的にゲームシステムを理解し、RPGツクールにのめり込んだ。
しかし友人Hが作ったゲームは、ただのえろいゲームだった。

 

2年生に進級し、Hとは別のクラスになった。新しい友人Dと出会った。
彼もまたツクラーであり、ハイクオリティなゲームを作っていて衝撃を受けた。
友人Dの友人Sとも友達になり、3人でRPGツクールに明け暮れた。
この頃既に発売していた

RPGツクール2【1996年1月31日】SFC
RPGツクール3【1997年11月27日】PS
RPGツクールGB【2000年3月17日】GBC

3人それぞれデータをやり取りし、切磋琢磨していた。この頃アスキーソフトウェアコンテスト(通称Aコン)というものがあり、これはRPGツクールで作ったゲームを集めたコンテストで、グランプリはなんと賞金1000万円という中学生には衝撃的過ぎるものだった。
特段、Aコンのために頑張ったりはしていないのだが、Aコンを意識しつつ、授業中にゲームの設定を考えプリントの裏側に書き込み、休み時間にはそれを見せ合い、放課後には家でRPGを作る日々。
それは楽しい日々であった。
そこに新たな情報が飛び込む。
それが

RPGツクール4【2000年12月7日】PS

であった。
新作に大いに期待して、3人とも予約して購入。しかしこれが問題児であり、私たちのRPGツクールライフを終わらせることになった。
(以下、偏見を含みます。)
素材は良かったんです素材は。
最大の問題は容量の少なさでした。本気でオリジナルマップを1枚作った日にはもう容量が足りません。
あとはロードの長さです。オリジナルデータなど作った日には最悪です。いちいちロードをはさむためゲームになりません。
他にも気になる点が多々あり、3人にクソゲー認定され、次第に3人のツクール熱も冷めてしまいました。

 

 


~番外編~
中学2年の3人はやがて高校受験~進学となり、バラバラになってしまった。
(つい最近20年ぶりぐらいに3人が揃い、RPGツクールの思い出話になり、この記事を執筆するに至りました。)
この間の出来事だが、友人Dはしばらくツクールを続けており、

RPGツクール5【2002年8月8日】PS2

にも挑戦していたようだ。5は4のようなクソゲーではなかったのだが、システムが難解すぎてついていけなかったようだ。
私はと言えば、高校生の頃ゲオでたまたま見つけた

RPGツクール【2004年12月16日】PS2
(俗にいう無印RPGツクール

を衝動で購入し何時間かプレイした結果、クソゲー認定され、わずか数日で売却するという出来事があった。
(以下、偏見を含みます。)
4を超えるロード地獄。圧倒的素材不足。なによりも操作がしずらい。

 

時は流れ2024年
RPGツクールMV
がsteamでセールで90%オフぐらいで売ってたので、やりもしないくせに衝動購入しました。
でもどうせならRPGツクール2000辺りをやってみたいと考えてます。そのうち買うかもしれません。

 


~まとめ~
今になって思い返すと、あの頃もっと本気で取り組んでいれば、もしかしたらコンテスト入賞も夢ではなかったのでは?と思ったりもしました。
中学2年生当時、コンテスト入賞は家庭用ソフトでは不可能で、PCソフトが使えない自分達に入賞は無理だ。と考えていました。
しかし、今になって過去のコンテストを見返すと、家庭用ツクールでしっかり入賞してる作品もありました。
当時、インターネットが普及し始め、PCに触れる機会もあり、PCツクールもやろうと思えばやれたはずです。
(いち中学生がPCを所有するには高額すぎて無理がありましたが・・・。)

そのうちRPGツクールで何かしら作るかもしれません。
その時は公開します。